基礎力養成コース
電験三種
電力
「電力」科目の試験出題範囲の中から特に重要な項目の内容を8時間に凝縮。基本的な公式の徹底理解と問題の解き方を、スライド・白板を用いた講義動画で解説します。
講座の概要
電験三種試験合格のために、まず「理論」科目を徹底的に学習することが必須ですが、「電力」科目は暗記が大半で、計算問題もパターンがある程度決まっています。
そのため、発電、変電、送電、配電をシステムとしてとらえ、どのような設備がどのような役割を持っているか、運用上の現象と対策についての理解に絞った学習が効果的です。
この講座では、「電力」科目で特に重要な項目
・発電(水力、火力、原子力その他)
・送電/配電(交流理論、設備・器具・装置など)
の内容を8時間に凝縮。基本的な用語・公式の徹底理解と問題の解き方を、スライド・白板を用いた講義動画で解説します。
動画は講座のご購入から視聴可能期間内は、何度でも繰り返し復習することができます。
※講座で使用するスライド資料は、『電験三種 やさしく学ぶ電力(改訂2版)』(オーム社刊)をもとに作成したものです。別途ご購入いただくことで、講義で解説した内容をより深く学ぶことができます。
主な仕様 | |
動画収録時間 | 8時間 |
小テスト問題 収録数 | 収録なし |
料金プラン
12ヶ月プラン | |
視聴可能期間 | 12ヶ月 |
受講料 | 22,000円(税込) |
時間に余裕があり、試験日までに繰り返し動画を視聴することで知識の定着を目指している方におすすめ。 |
6ヶ月プラン | |
視聴可能期間 | 6ヶ月 |
受講料 | 13,200円(税込) |
短期集中で一気に学習を進めたい方や、 試験直前期に総復習に取り組みたい方におすすめ。 |
講師プロフィール
山下 明
1991年大阪府出身。高校在学中に電験三種試験に合格。大阪市立大学工学部(電子・物理工学科)在学中に、工業高校で使用される「電気基礎」の教科書を発行。1947年に教科書検定制度が開始されて以降、大学生が個人で文部科学省検定済教科書を発行するのは初めてのことであり、大きな話題となった。
大学卒業後は大阪府内の工科高校に勤務ののち、執筆・講師活動へ入る。月刊誌「新電気」で2014年より「やさしく語る電気のイメージ 電気理論の入門講座」を連載開始(現在は「やさしく語る電気のイメージ 電気機器の入門講座」を連載中)、企業への出張講習も行うなど多忙な日々を送っている。
カリキュラム
章 | 単元 |
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はじめに | はじめに |
1.水力発電 (動画収録時間合計:約1時間30分) | 01_水力発電の概要 02_水力発電所の分類 03_流水が持つエネルギー 04_水車の種類と特性 05_比速度 06_総落差と有効落差 07_水力発電の出力 08_揚水電力の計算 09_揚水発電の総合効率 10_水車の速度変動率と速度調停率 11_速度調停率を用いた計算例 12_流出係数 13_流量曲線・流況曲線 |
2.火力発電 (動画収録時間合計:約1時間50分) | 01_火力発電の概要 02_汽力発電所の熱サイクル(ランキンサイクル・p-V線図) 03_汽力発電所の熱サイクル(ランキンサイクル・T-s線図) 04_汽力発電所の熱サイクル(再生サイクル) 05_例題(熱サイクル) 06_ボイラ(自然循環ボイラ) 07_汽力発電所の全体像・蒸気タービン 08_汽力発電所の各種効率 09_ランキンサイクルの熱効率 10_ボイラ効率 11_タービン効率 12_タービン室効率 13_発電端熱効率 14_所内率 15_送電端熱効率 16_例題(ランキンサイクル) 17_ガスタービン発電 18_コンバインドサイクル発電の特徴 19_例題(コンバインドサイクルの効率) |
3.原子力発電とその他の発電 (動画収録時間合計:約30分) | 01_原子力発電の基礎と原子炉の基本構成 02_核分裂反応(アニメーション) 03_核分裂反応により放出されるエネルギーの計算 04_沸騰水型軽水炉と加圧水型軽水炉 05_太陽光発電 06_バイオマス発電 07_地熱発電 08_燃料電池 |
4.変電 (動画収録時間合計:約1時間30分) | 01_変電所(電圧の変圧段階による分類) 02_変圧器の三相結線方式 03_三相結線と位相変位(角変位) 04_三相結線と位相変位(まとめ) 05_タップ切換 06_定格遮断容量 07_例題(百分率インピーダンス) 08_計器用変成器 09_変圧器の並行運転 |
5.送電・配電 (動画収録時間合計:約2時間40分) | 01_送電・配電の概要 02_架空電線路の構成要素 03_がいし 04_架空送電線のねん架 05_電線振動の原因、防止法と電線の保護 06_フェランチ効果 07_電線のたるみと実長 08_送電線の電圧降下 09_電圧降下と電圧降下率の計算 10_短絡電流の計算 11_例題1(短絡電流) 12_例題2(短絡電流) 13_中性点接地方式の種類と特徴 14_地絡電流の計算 15_例題(地絡電流) 16_直流送電の用途・交流送電の電磁誘導障害 17_電磁誘導障害・静電誘導障害とその対策 18_ケーブルの種類 19_ケーブルの敷設方法 20_ケーブルの静電容量 21_誘電損の計算 22_ケーブルの故障点の探査法(マーレーループ法) 23_ケーブルの故障点の探査法(パルス法) 24_ケーブルの故障点の探査法(静電容量測定法) |
6.配電線路の設備と低圧配電 (動画収録時間合計:約1時間) | 01_配電線路の設備と低圧配電の概要 02_高圧配電線路の形状 03_低圧バンキング方式 04_スポットネットワーク受電方式 05_レギュラーネットワーク方式 06_400V級配電 07_例題(スポットネットワーク受電設備) 08_支線の条件 09_支線の強度計算 10_例題(支線の条数) 11_配電線路の電圧降下の計算 12_例題(三相送電線路の電圧降下の計算) |
おわりに | おわりに |
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