
第二種電気主任技術者試験(通称「電験二種」)は、電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物の保安・管理にあたることができる国家資格です。電験三種からステップアップして取得する場合が多く、マークシート方式の一次試験と記述式の二次試験からなる難易度の高い資格です。2026年度は一次試験が8月30日(日)、二次試験が11月15日(日)に、全国の10試験地で実施される予定です。
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電気主任技術者とは
電気技術者の種類
電気主任技術者は、発電所や変電所、それに工場、ビルなどの受電設備や配線など、電気設備の保安監督を行うための国家資格です。取り扱うことができる電圧により、第一種から第三種までの3種類の区分があります。
免状の種類と保安監督できる範囲
電気主任技術者の免状の種類と監督できる範囲を、表にまとめました。
| 事業用電気工作物(電気事業用電気工作物・自家用電気工作物) | |||
|---|---|---|---|
| 保安の監督ができる範囲 | すべての事業用電気工作物の工事、維持及び運用 | 電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物の工事、維持及び運用 | 電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5千キロワット以上の発電所を除く)の工事、維持及び運用 |
| 例)上記電圧の発電所、変電所、送配電線路や電気事業者から上記電圧で受電する工場、ビルなどの需要設備 | 例)上記電圧の出力5千キロワット未満の発電所や電気事業者から上記の電圧で受電する工場、ビルなどの需要設備 | ||
| 免状の種類 | 第三種電気主任技術者免状 | ||
| 第二種電気主任技術者免状 | |||
| 第一種電気主任技術者免状 | |||
受験方法
受験資格
電気主任技術者試験は、国籍・年齢・学歴・経験に関係なく、誰でも受験できます。
試験実施日
令和8年度(2026年)一次試験:2026年8月30日(日)
令和8年度(2026年)二次試験:2026年11月15日(日)
申込受付期間
2026年5月18日(月)午前10時~6月4日(木)午後5時まで
※原則インターネットからの申込となります。
インターネットをご利用できないなどやむを得ない場合で書面申込みを希望される方は、試験実施機関までご連絡ください。書面申込みは最終日の消印有効となります。
会場
試験は、北海道地区、東北地区、関東地区、中部地区、北陸地区、関西地区、中国地区、四国地区、九州地区、沖縄地区の10地区において実施される予定です。例年、会場は大学が多いですが、ほかにもホテル、カンファレンスセンター、展示場、専門学校、高校と多岐にわたります。
試験日の約2週間前までに郵送される受験票に記載されますので、よく確認してください。
申込方法と受講料
インターネットによる申し込みと、書面による申し込みがありますが、原則、インターネット申込みとなります。
書面による申込
インターネットをご利用になれない等、やむを得ない事情で書面申込みを希望される方のみ。
受験手数料(非課税)は14,200円です。
試験の内容
試験科目、出題範囲
一次試験は、「理論」「電力」「機械」「法規」の4科目について、科目別に試験が行われます。出題範囲は以下の表を参照ください。
マークシート方式ですが、5肢択一である電験三種とは異なり、多肢選択式となります。
表:一次試験の試験科目と出題範囲
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 理論 | 電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測 |
| 電力 | 発電所、蓄電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む)の設計及び運用並びに電気材料 |
| 機械 | 電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理 |
| 法規 | 電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理 |
二次試験は、「電力・管理」と「機械・制御」の2科目について、科目別に試験が行われます。
出題範囲は以下の表を参照ください。
記述式の試験となります。
表:二次試験の試験科目と出題範囲
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 電力・管理 | 発電所、蓄電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む)の設計及び運用並びに電気施設管理 |
| 機械・制御 | 電気機器、パワーエレクトロニクス、自動制御及びメカトロニクス |
時間割
一次試験:2026年8月30日(日)
理論 午前9時15分〜午前10時45分
(午前8時55分までに集合)
電力 午前11時25分〜午後0時55分
(午前11時5分までに集合)
機械 午後2時15分〜午後3時45分
(午後1時55分までに集合)
法規 午後4時25分〜午後5時30分
(午後4時5分までに集合)
二次試験:2026年11月15日(日)
電力・管理 午前10時00分〜午後0時00分
(午前9時40分までに集合)
機械・制御 午後1時20分〜午後2時20分
(午後1時00分までに集合)
試験では、四則演算、開平計算(√)を行うための電卓を使用することができます。ただし、数式が記憶できる電卓、数式が記憶できる電卓、関数電卓は使用できません。使用した場合は、不正行為となる恐れがあります。
合否判定と免状交付申請
科目別合格制度(科目合格留保制度)
一次試験の結果は科目別に合否が判定され、4科目すべてに合格すれば一次試験合格となります。4科目中一部の科目だけ合格した場合には科目合格となり、翌年度、翌々年度の試験では申請によりその科目の試験が免除されます。
二次試験には科目別合格制度はありません。
一次試験留保制度
一次試験に合格した年度に二次試験が不合格だった場合、申請により翌年度の一次試験が免除されます。
免状交付申請
試験に合格した受験者は、試験センターに免状の交付申請書を提出することにより、経済産業大臣の免状が交付されます。
試験実施機関
一般財団法人 電気技術者試験センター(Examination Center for Electrical Engineers)
〒104−8584 東京都中央区八丁堀2−9−1 RBM東八重洲ビル8F
電 話 03−3552−7691
まとめ
電験二種試験に合格するためには、試験日までに計画的に学習をすすめることが重要です。
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