オーム社が発行する、電験三種受験と電気技術の専門誌「新電気」では、受験勉強に役立つ記事と、試験合格後の実務に役立つ現場の事例を豊富にお届けしています。
この記事では、2022年11月号から、特におすすめしたい特集と企画をご紹介します!
巻頭特集は「最前線の風をつかめ!洋上風力発電の基礎知識」
地球温暖化の進展やエネルギー安全保障の観点から、再生可能エネルギーへの注目や期待が年々高まっています。なかでも、洋上風力発電は再生可能エネルギーの主力電源化に向けた切り札として、また、産業の活性化や地域経済への貢献という観点からも大きく注目されています。
洋上風力発電とは、ひと言でいえば「海の上に設置した装置を用いて、風が持つ運動エネルギーを電気エネルギーに変換すること」です。海上に設置されることから、陸上風力発電と比べると開発や建設コストは高くなりますが、導入のポテンシャルが大きいことや、陸上風力発電以上に産業の広がりが予見されることから、世界中で洋上風力発電の開発が進められています。
この記事では、洋上風力発電の概要や現状、建設、運用とメンテナンスなどについて紹介します。
風力発電設備などの「事業用電気工作物」の設置者に対して、電気工作物の工事、運用、維持管理に関する保安の監督をさせるために、電気事業法で主任技術者の選任・届け出が義務付けられています。風力発電設備の場合は、主に第二種電気主任技術者の選任が求められますが、再生可能エネルギーの導入量の増加や少子高齢化の影響もあって、今後、電気主任技術者の需要に供給が追い付かない可能性が指摘されています。このため、現在、主任技術者制度の見直しや人材の有効活用策、入職対策の検討が進められています。(本記事p18より)
主な内容
- 洋上風力発電とは?
- 海外および国内における洋上風力のいま
- 洋上風力発電ができるまで
- 運用とメンテナンス
- 今後の展望
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