オーム社が発行する、電験三種受験と電気技術の専門誌「新電気」では、受験勉強に役立つ記事と、試験合格後の実務に役立つ現場の事例を豊富にお届けしています。
この記事では、2023年2月号から、特におすすめしたい特集と企画をご紹介します!
特集は「How to 無停電年次点検」!
現代社会において、電気は生活に必要不可欠なエネルギーとなっており、コンピュータ機器の普及と相まって、「年次点検のために停電させる」ということがますます困難になっています。
「主任技術者制度の解釈及び運用(内規)」において、保安法人などは年次点検を「1年に1回以上行う」と定められていますが、信頼性が高く、停電年次点検と同等と認められる点検が1年に1回以上行われている機器については、停電年次点検を3年に1回以上(つまり、3年に2回は無停電年次点検が可能)とすることができます。そのため、停電を回避したい需要家のニーズから、今では無停電年次点検が定着化しています。
普段、当たり前に実施している無停電年次点検の試験項目であっても、果たしてその試験は停電年次点検における何の試験に置き換えているのかなど、本来の点検を担保するために種々の測定機器を用いて安全を確保していることを再認識していただけるように、今回の特集では『無停電年次点検』の目的と方法、使用機器などについて解説します。
主な内容
- 無停電年次点検が確立されるまでの歴史
- 無停電年次点検を実施できる前提条件
- 無停電年次点検の計画と実施
- 無停電年次点検の意義
電験三種受験対策に役立つ連載記事も満載!
やさしく語る電気のイメージ(電気機器の入門講座)
オーム社オンラインスクール「基礎力養成コース 電験三種」シリーズで講師を務める山下明先生による連載。
今回は、2019年から採択されている電流の定義に関係する「ジョセフソン効果」を説明するのに必要な「超電導」を解説していきます。
電験三種 計算ドリル
今月号のテーマは「記述式時代の過去問を解いてみよう(昭和55年「理論」)」です。
電気数学のすゝめ2 イチから始める電験三種
電験三種の令和3年度「理論」問7のように、『抵抗を変化させたときに、消費される電力が最大となるように抵抗値を調整した』などと書かれた問題を見たことがあると思います。これらの解を求めるには、「二次関数」「相加・相乗平均」「グラフの傾き(微分)」などを利用します。
今回は、その中から「相加・相乗平均」を利用して最大値や最小値を求める方法を学習します。
西山先生の電験三種「ずぼテク」教室
今月号は照明の最重要項目といえる照度について解説します。
西山先生による、本連載の解説動画もYouTubeで公開中です。
ぜひご覧ください。
ライセンス「電験三種合格セミナー」
「電験三種合格セミナー」では、1~7月号まで全7回にわたって、電験三種4科目の主要分野を解説します。上期試験に向けての予習・復習や、下期試験に向けての準備など、目的に応じてさまざまに活用してください。
主な内容
- 理論<磁気回路とインダクタンス>
- 電力<送電>
- 機械<誘導機>
- 法規<電技・電気施設関連の計算2>
新電気2023年2月号のお求めは、お近くの書店またはオーム社WEBショップまで!
新電気 2023年2月号
(第77巻第2号通巻974号)
【特集】
How to無停電年次点検
【開発秘話】
オムロン カラーセンサー『B5WC』
【現場実務】
・エネテク 太陽光相談所
・電験三種でRe:Start 電気技術者への道
・現場のギモン 解決塾
・実務理論シリーズ
・現場の電気保安実務
・私の現場記録
【ライセンス/電気の基礎・応用】
・電気数学のすゝめ2 イチから始める電験三種
・西山先生の電験三種「ずぼテク」教室
・やさしく語る電気のイメージ 電気機器の入門講座
・電験三種 計算ドリル
・なるほど納得!電気計器
・対話で学ぶ 電気雑学
オーム社オンラインスクールでは、電験三種 受験対策動画を配信中!
すでに科目合格した方、苦手な科目のみ集中して学びたい方におすすめの、科目別講座も配信中!
問題演習に集中して取り組みたい方におすすめ、良問を分野別・難易度でランク付けし103問を収録!