特集は「地域熱共有を知るDistrict Heating & Cooling」!月刊誌「設備と管理」2023年11月号の読みどころをご紹介

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設備の基礎知識から管理実務までをやさしく解説、ビル管理に必要な資格と法令を紹介する月刊誌「設備と管理」では、ビル・建物の設備管理業界で働くみなさまに役立つ情報を発信中です。

この記事では、2023年11月号から、おすすめしたい特集と企画をご紹介します。

特集は「地域熱共有を知るDistrict Heating & Cooling」

「地域熱供給」は、冷暖房や給湯用のもととなる冷水・温水などの「熱エネルギー」を1か所でまとめて製造、供給する省エネ型の社会インフラです。東京や大阪など、都市部を中心に普及・拡大してきており、2050 年のカーボンニュートラル社会の実現に向けても、有効なエネルギーシステムです。

一方、地域熱供給の施設は、一般的に地下にあることが多く、日頃、関係者以外の目に触れることが少ないことから、その仕組みや有効性はあまり知られていません。地域熱供給について、一層の理解深化が図られることを期待しています。

主な内容

1.地域熱共有(District Heating & Cooling)
2.熱供給事業の現状
2-1 事業者数・地区数
2-2 売上高・熱販売量
3.地域熱供給の仕組み(設備/システム概要)
3-1 主な設備
3-2 主なシステム概要
(1) シンプルシステム(ターボ冷凍機+ボイラ)
(2) コージェネレーション導入システム
(3) 蓄熱システム
(4) 再生可能エネルギー・未利用エネルギー活用システム
4.地域熱供給の特徴(主なメリット)
(1) 省エネルギー(低・脱炭素化への貢献)
(2) 再生可能エネルギー・未利用エネルギーの利用促進
(3) 省スペース・景観の向上
(4) 建物価値の向上に貢献
(5) 地域防災性の向上
5.地域熱供給の発展の歴史と将来展望(脱炭素社会実現に向けた貢献)
5-1 発展の歴史
5-2 将来展望(脱炭素社会への貢献)
5-3 地域熱供給の長期ビジョン
(1) 社会課題に対応した都市における役割
(2) 地域熱供給のさらなる進化

ライセンス特集は2023年度 第45回エネルギー管理士(熱分野)試験問題と解答・解説

2023年度(第45回)エネルギー管理士試験が、7月30日(日)に全国10地区において実施され、9月15日に合格発表が行われました。それによると、今年の新規受験者数(課目免除受験者を含む)は8137人で、合格者は3074人、合格率は37.8%でした。

連載「ビル管ライセンスガイド」

オーム社オンラインスクール講師である石原鉄郎先生による連載企画。他分野にまたがっているビル管理に関連する資格の概要、メリット、試験の勉強方法などを紹介していきます。

今月号のテーマはエネルギー管理士(熱・電気)です。

主な内容

  1. エネルギー管理士とは
  2. エネルギー管理士免状とは
  3. エネルギー管理士試験、エネルギー管理研修・講習
  4. エネルギー管理士試験の概要
  5. エネルギー管理研修の概要
  6. エネルギー管理士免状取得のメリット
  7. エネルギー管理士免状取得の攻略ポイント

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